【ミッション完了】　ひとと魚にやさしい川づくり in 芥川緑地　2022.3.19

ミッション完了レポート

date：2022.03.21 (月)

芥川俱楽部の方と合同で芥川緑地の河川の維持保全作業（魚道の手入れ）を行いました。

芥川には鮎などの淡水魚が多数生息しており、産卵の時期には上流へ遡って繁殖を行います。

川の中には農業用の用水壁など人工的な段差があり、鮎が段差を回避して遡上できるように階段状の魚道を作っています。

しかし大雨などによる増水が生じると土砂で魚道が堆積し、鮎が通れなくなってしまいます。

そのため鮎が産卵場所まで移動できるように定期的に魚道の土砂を取り除く作業が必要です。

活動日は雨の直後ということもあり、水嵩が通常時より増していました。

写真を撮った角度が90度ほど違いますが、手前にある岩の上まで、川の水が流れ込んできていることがわかります。

〇増水前（以前の活動）

〇増水後（今回の活動）

スコップにて堆積した土砂の除去作業を行いました。
水嵩が通常時より増しているので、水が濁り中々進捗状況が分かりにくかったですが、
掘った分だけ水深が深くなるため足裏で成果を確認しながら作業を行うことができました。

活動の合間には毎回恒例の芥川に生息する生物や魚道を設置する上での工夫したところなど
ミニ講座も開催していただきました。

参加いただいた隊員の皆さん、

現地のNPO法人芥川倶楽部の皆さん、ありがとうございました。

（レポート：リーダーIさん）