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【ミッション完了】野鳥の寝床 “池“ 整備!in 葛西臨海公園 2012.4.21

date:2012.04.21 (土)

3月雨天のため延期となっていた【胴長】を着ての活動です。今回リベンジで無事開催!
レンジャーズ・プロジェクトとしては初の現場です。奥にちょっと見えているのは鳥類園のウォッチングセンターで、ス○ースマ○ンテンではありません。

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今 回の現場は、公園の中でも平成6年にオープンした、もともと埋立地だったところを人工的に干潟などを復元したエリアです。人工的、とはいっても既に20年 以上経過しており、さまざまな生きものの棲みかになっており、野鳥も多く訪れることから、バードウォッチャーの方には有名な場所ですね!

本 日のミッションは、葦<アシ(悪し、の意味を嫌ってヨシとも呼びます)>を刈ることです。野鳥などにとっては、餌となるゴカイ類などの海辺の底生生物が豊 富にいた方が良いわけです。現在は葦が増えすぎてしまった場所があり、そこを刈り取って干潟に戻すことで、より多様な生き物が住める環境に戻していくこと が目的です。

↓まずは胴長に着替え準備運動と軽く自己紹介

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活 動場所に到着後、鳥類園ウォッチングセンターで環境プログラムなどを実施されている生態工房のスタッフの方より、これまでの葦刈りの様子などをレクチャー していただきました。そして、作業に入る前に「まずは現状を知ろう」という事で、葦が繁茂している場所と干潟に戻している場所の生物調査をはじめにしてい ただきました。

↓こちらは干潟調べチーム。最初の10分で表面にいる生物を探します。

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↓こっちは葦原チーム。次の10分で土の中の生物を探します。葦だけにぬかるみで足がとられる~(><)。

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↓約20分の成果がこれ。干潟の方では、カニが見つかりました。

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↓まずは鎌で、最近生えてきた葦の新芽を刈っていきます。まだ小さいうちは刈るのも楽ですが、夏になると爆発的に成長し、大変なことに。

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↓以前に刈ったところが干潟に戻りつつあります。

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新 芽刈りも大切な作業ですが、大きい葦を刈ると、空間が広がって作業の進捗が良く分かるので、やり甲斐がありますね。胴長の汚れを洗い落とす流しに限りがあ るため、「そろそろ帰りますよ~、先に上がりたい人どうぞ~」という声にも誰も立ち上がらず10分延長。よし、この際みんなで、もう一丁やって行こう!

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↓作業中に見つけた生き物の解説もしてもらいました。

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朝はちょっと寒い感じでしたが、胴長を着て作業していると汗ばんできます。夏は葦の成長も早く、水をたっぷり含んで重くなり、かなりの重労働とのこと。この後ウォッチングセンターに戻り、胴長を各自洗ってミッション完了。
NPO法人生態工房さん、レンジャーズ隊員のみんな、お疲れさまでした~!

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