

紅葉も終わりかけ、街中でも落ち葉をみかけるようになるこの時期、 里山では大切なミッションがあります!
それが「落ち葉かき」です。 農作業に欠かせない堆肥作りは、落ち葉をかき集めることから始まります。
ということで、今回のミッションを遂行すべく、鎌倉中央公園にやってまいりました。

今回の参加者は20名弱。
インターンシッププログラムに参加している大学生が多く、若さあふれるメンバーです。
今回は、畑班と田んぼ班に分かれての作業です。

まずは、畑班。
落ち葉かきに必要な熊手・竹ぼうき・ブルーシートを持って山の中に向かいます。
![341[1]](https://rangersproject.jp/wp-content/uploads/2015/12/3411.jpg)
三段になっているこの山の落ち葉を上から順番にかき集めます。
一面の落ち葉をただただひたすら、集める!

集めた落ち葉をブルーシートに巨大なチリトリのようにのせていきます。

ある程度たまったら、堆肥作りの場所に運びます。

運んだ落ち葉を堆肥作りの中へざざざざーっといれます。

堆肥作りの場所から見るとこんな感じです。

ざざざざーーーーーっ!!! 若人にやってもらうと助かるわ~と持っていくたびに言われます。


落ち葉かきの後は、こんなにきれいになりました。
山はきれいになり、葉は堆肥になり、また来年の作物のエネルギーになる。 自然と人のと調和のとれた循環を感じます。
一方、田んぼ班は、苗床の整備と堆肥の切り替えしがミッションです。

まずは、苗床作業。
一年間休んでいた苗床を掘り起こす作業です。
大きな根っこを取り除きます。 雨で土が湿って重くなり、かなりのガッツリ度!

こちらは、昨年作った堆肥の切り替えし作業。
この中が四つに分割されていて、手前から奥へ堆肥を切り返し、空気を含ませます。

切り返した堆肥に米ぬかをふりかけなじませます。
その上にまた堆肥を切り返しなじませる作業を繰り返します。
ノーベル賞で話題になった微生物の働きは、ここでも役に立ってます。
発酵すると60度ぐらいの熱がでるそうですよ。

切り返しおえた場所をまたわらで囲い、また次の切り返しに使います。
時計回りに順々に切り返しをしていくそうです。

稲刈りの終わった田んぼにわら撒きをして、田んぼチームもミッション完了です。

お隣では、山崎・谷戸の会の子どもたちもお手伝いをして、焼き芋してました!
里山らしい光景にほっこりしました。
ということで、今回は、農作業に欠かせない「堆肥作り」をミッションを通じて知ることができました。
レンジャーズの皆さん!雨にもめげず一生懸命作業して頂きありがとうございました。
山崎・谷戸の会の皆さん!温かいお言葉とご指導をありがとうございました!
いいねで応援してください!