ミッション完了レポート
【ミッション完了】 夏の里山には何かがいる! in カーリットの森<親子レンジャーズ> 2016.7.10
夏の里山には何かがいる! in カーリットの森<親子レンジャーズ>を実施しました。
日時:2016年7月10日(日)9:20〜12:00
場所:カーリットの森(横浜市保土ヶ谷区)
天候:晴
ご参加者:14名
相鉄線和田町駅に集合して、バスにゆられてカーリットの森へ。
横浜から4kmという至近距離にありながら、雑木林を主体とした里山景観が今も残されている貴重な一角です。
今回は、親子レンジャーズということで、3組の親子の方と、通常のレンジャーズとして森の作業を一緒に行って頂く大人の方にご参加頂きました。
こうした森へ来るのは初めて! という小さなお友達も沢山いましたよ。
さあ、どんな活動ができるのかな?
↑まずは、この森の概要と、生き物について、地元団体「“カーリットの森”を守る市民の会」代表の中村さんより、説明をしていただきました。中村さんは、ハチの研究者で、本も何冊も書かれている虫の研究者ですので、非常に詳しい内容を、分かりやすく説明して頂きました。
↑この日は何と、朝日新聞の記者さんが取材に来てくれました。
当日の様子は、後日記事にしていただき、平成28年8月23日「朝日新聞夕刊 eco活プラス」に大きく掲載して頂きました。
ありがとうございます!!!
会の方から、今日の作業の説明と、道具の使い方の説明をしていただきました。
今日は、雑木林の下草刈りをお手伝いしていただきます。
刃物なので、扱いは慎重に、お父さん、お母さんや、サポーターのお姉さんに手伝ってもらいながら、作業をしてもらいます。
↑今回は、「夏の里山には何かがいる」という事で、作業中に生き物がいたら、観察も行いながら実施します。
すると早速居ました、世界最大クラスのスズメバチである「オオスズメバチ」です。
毒があるため、怖がられる存在ではありますが、人間から危害を加えなければ、あまり襲ってはきません。
オオスズメバチを森で見つけたら、絶対に振り払ったりせずに、そーっとハチから離れましょう。
そんなハチとのお付き合いの仕方も学んでもらいます。
↑大人チームにも、ワシワシと下草刈りをしていただきます。
森の中は、日なたに比べるとかなり涼しいですが、この日はかなり蒸し暑かったため、熱中症の危険を避けるため、軽めの作業にしました。
↑棕櫚(シュロ)があったので、女の子にノコギリで切ってもらいました。一生懸命やってもらいましたよ。
↑そして小さな常緑樹も。
刃物なので、気をつけて使ってね。
この森は里山として保全しているので、できるだけ落葉樹を育てたいのです。
ですので、こうして常緑樹を切ることで、明るい森になり、クヌギやコナラの森にしていきます。
こうした道具を使う経験は、今ではなかなか出来ないものです。
自然を知ってもらうと同時に、自然を守るための道具の使い方も学んでもらいます。
↑最後にみんなで振り返りをします。
みんな、初めての経験だったみたいで、とても喜んでくれました。
今日体験したこと、覚えてくれているといいな。
楽しい体験を通じて、自然の楽しさ、美しさを感じ取れるようになってください!
そして大きくなったら、森の手入れに帰ってきてくれると嬉しいです!
ご指導頂いた「“カーリットの森”を守る市民の会」の皆さん、参加者の皆さん、お疲れ様でした!
(リーダー:いとー)