【ミッション完了】　春本番に向け！枯れ草刈り in 柏の宮公園　2019.03.02

この日は杉並区の「柏の宮公園」での作業でした。

 

天気☀が良く暖かくて春を感じられる風も吹いていました。
公園内はとても広く、子連れの家族👪がレジャーシートを敷いて遊んでいたり、
犬🐕🐾が散歩していたり居心地の良い素敵な公園でした(^^♪

 

それもそのはず！
この柏の宮公園、計画づくりから区と区民が話し合いを重ねてできた公園なんです！
地域の方が納得してできた素敵な公園を見て心が温かくなりました(*’▽’*)♪

 

そして今回は「自然を活かした公園づくり」のお手伝いをしてきました！
この日は14名も参加をして下さり、交流を深めながら作業準備を分担して行いました(^^♪

 

 

まずは枯れたススキ🎑を刈る作業です。
ここでは地表から30㎝茎を残して刈っていきました！
その理由は残したススキが昆虫のすみかになり、鳥のえさ場になるからです！

 

 

作業に集中しすぎて刈り取り過ぎないよう気を付けました(‘◇’)ゞ

次は熊手を用いて落ち葉を集める作業です。
ところで、Q. 落ち葉、枯草を集めることにどんな理由があると思いますか？

 

 

答えは・・・
生物が生きていく場所づくりのためです。

 

落ち葉をなくすと見晴らしがよくなり鳥が
地面にいる昆虫や木の実を食べるために集まるようになります。
また、土壌に日が当たるようになることで
土壌中の微生物や動物たちも元気に動けるようになります！

 

落ち葉かきをするとスミレの小さな葉🌱を見つけました！
このように落ち葉に埋もれてしまっていた花や木の芽が
ぐんぐん成長するきっかけになります。

 

 

このように落ち葉や枯草を刈る作業は
生物のための素敵な環境づくりになるわけです(^^♪

 

休憩時間にはヒメガマを発見しました！
はじめは10㎝程の棒のような形…しかし触ってみると～

 

 

ぶわぁ！っと綿のような種が舞いました！！！
刺激を受けることで種が飛び出るしくみになっています。
この綿のような種が風に乗って広がっていくんです！
植物はとってもかしこいですね(o´艸`)　

参加者の皆さんも初めて見るヒメガマに興味津々でした。
ほかにもカマキリの卵の空き家を発見！
暖かくなってきたので赤ちゃんが生まれたようです。
元気に育ってくれるといいですね。

そしてふと先程刈り作業をしたススキをみてみると・・・

 

 

見えますか！？！？鳥🐤がやってきました！！早速の出来事でうれしかったです٩(ˊᗜˋ*)و

そして作業を一通り終えると、
現地の方々が公園内を案内してくださいました！
木の上にある鳥の巣を観察したり、
クロモジという樹のにおいをかいだり、竹林を歩いたりしました(^^)/

そしてあるものを発見・・・

 

 

樹のまわりにネットが張られていました。蜂の巣🐝があるみたいです。

 

蜂の巣🐝があるときいて怖がった近所の人から駆除を頼まれる前に
ネットを張ることで自然を守る工夫がされていました！

 

 

ここに住んでいるニホンミツバチはおとなしい性格で
怒らせることがなければ危険ではない昆虫です。
また、ニホンミツバチは個体数が減少していることから
貴重な昆虫でもあります。

危険ではないことを理解してもらうことで
自然と昆虫を保護していました！

 

 

更に現地の方が柵の作り方を見せてくださいました。
間引きした竹🎋で竹細工をつくり、
公園内の花壇の柵や貴重な植物の芽を守るための柵となります。

昔ながらの竹割機で竹🎋をきれいに６分割！
なたやトンカチを使って形を整えると固い竹が
柔らかくしなって細工できるようになりました！
参加者の皆さんもくぎ付けで見ていました。

 

このように柏の宮公園では人の手を加えることで自然を守り、
子供たちが安全に遊べるような工夫をしていました。

 

 

今回はそのお手伝いができてよかったです！

 

隊員さん、柏の宮公園自然の会の皆さん、ありがとうございました。
お疲れさまでした！！

 

（リーダー：高野、レポート：インターンKさん、Hさん）