ミッション完了レポート
【ミッション完了】 ナラ枯れした雑木林を再生! in 宇津貫緑地 2021.12.12
今回は新規フィールド 宇津貫緑地に出動しました!
ナラ枯れの広がりを防ぐために皆伐を行った雑木林で、木を運ぶという作業内容でした。
皆さんはナラ枯れをご存知ですか?
簡単に説明するとナラ枯れは、森林病害虫であるカシノナガキクイムシが病原菌である
「ナラ菌」を増殖させて、ナラ類の樹木を枯死させることによって起こります。
今回お世話になった宇津貫緑地では、
こうしたナラ枯れを起こした樹木はそのままにしておくと広がって行ってしまうので、
皆伐を行ったそうです。
しかし、業者の方に皆伐をお願いしても、皆伐したあとの木の処理まではしないため、
切られた木がそのままの場所に置かれていました。
今回は、これらの木を所定の場所に集めてコナラの幼樹に光を当てるために作業を行いました。
木を集めて運びます。
みなさんで協力したので短時間でたくさん集められました!
こちらがコナラの幼樹です
ナラ枯れを起こす虫の跡
みなさんの身近にもナラ枯れが起こっている樹木があるかも知れません。
ナラ枯れの特徴は
・木の根元にフラス(木屑)が落ちている。
・幹に直径約1~2mmの穴がたくさん空いている。
・梅雨明け後から晩夏に急に枯れる。
・葉が赤褐色や茶色に変色し、落葉しない。
です。
見つけたら各自治体によって違いますが、相談をしてみてください。
樹木を運び出す作業など若い人の力が必要な作業は、みんなで力を合わせないと大変な作業ですね。
作業後に参加者の方から、「体を動かせてよかった!」
「久々にコンクリートではなく、土の上を歩けて楽しかった」などの感想をいただきました!
参加してくださったみなさま作業お疲れさまでした!
そして、受け入れ団体の宇津貫みどりの会の皆様、ありがとうございました。
◆宇津貫みどりの会さん
ホームページ:https://utsunukimidori.ie-yasu.com/
(レポート:リーダーKさん)