ミッション完了レポート
【ミッション完了】いざっ!ファーストエイド講習会~環境ボランティアは楽しくご安全にネ!~ 2015.01.17
2015年1月17日(土)東京都杉並区の「杉並区立柏の宮公園」にて
講師の方をお招きし、ファーストエイド講習会を実施しました。
今回のミッションのポイントは『ヒヤリハット』。
皆さんも今回のレポートを読みながら“冷たい帽子”、ではなくて
『ヒヤっ』とする危険なことに『ハット』気付くところを
画像やミッション内容から想像してみてください(^^)。
リーダー経験のある方から、隊員としての参加経験のある方まで様々な隊員さんが集まりました。
まずは準備体操ーよーく筋を伸ばしましょう♪
この日は公園内の松の落葉集め作業から開始しました。
1つ1つは軽い松葉ですが、大量に集合するとものすごい量です。
地面に注ぐ日光をシャットアウトしてしまいます。
昨年の11月のミッションでも、春植物たちが春を迎えられるようにチガヤなど枯れ草を刈りましたね。
同じように、私たちの足元にも春の訪れを待つ植物たちが顔を出し始めています。
雪にも負けないでほしいです♪
作業中もアンテナを張りながら、さて、ここではどんなヒヤリハットが考えられるでしょう?
よ~く画像を見てくださいね。道具を使っています、松の落葉、浅い傾斜もありますね。
ススキの近くでは園芸用ハサミ、松の葉を集める箕(オレンジ色)。
私が使っているのは熊手(クマデ)。松の葉は絡まりやすいので、一方向だけ掻いても
なかなか集まりません。少しずつ掻く方向を変えることがコツと教わりました。
そうすることで松葉もよく集められ、より日光が地面まで届くようになります☆
よし、集まったので一旦道具を地面に寝かせてゴミ袋を取りに行こう・・・と。
こ~んなに集まりました!! 全体重をかけてーーー松葉はふわふわでなかなか袋の口が閉められない。。
前回集められたチガヤは堆肥場へと運ばれましたが、今回の松葉たちはその予定はなく。
「こんなにあるからどこかで回収してもらえると良いね~」なんて、
自然の会の方とレンジャーズ作戦本部の伊藤さんが会話していました。
余談ですが、インターネットで調べると、松葉(針葉樹)と広葉樹を混ぜて堆肥にしているタバコ農家、などなど
事例が見られます。私も大学の時に、松葉をすりつぶして、水で希釈して採取した松葉エキスで
レタスの発芽実験をしました。確かに、松葉だけだと全然伸びませんでした。
・・・かじった程度なので細かいところは省きます(f ^_^;)ご興味ある方は検索してみてください♪
作業後は会議室にて、本日の講師 小山先生(ドルフィンスポーツアカデミー代表)による講習会です。
みんな熱心にメモをとったり、講師の方の話を真剣に聞いております。素晴らしい!!
先ほど野外で行った作業中に感じた『ヒヤリハット』を隊員さんどうしで意見交換しました。
今回の話し合いの中ではこんな意見が上がりました↓↓
【本日の作業現場にて危険と思われる場所】
・斜面 ・ススキの葉 ・地面の穴 ・松の葉で隠れた硬く背丈の短い植物
その他、季節によってはバラのようにトゲのある植物や毛虫も危険信号。
【本日の作業を通してヒヤリハットした瞬間】
・作業中の人同士の間隔を考えておらず、使っている道具が相手に当たった。
・リアカーに物を乗せる時、重みで中に入れていた道具が人のいる方に倒れてきた。
・公園内で遊んでいる子供が予測しなかった方向から飛び出してきた。
・道具を寝かせていたら、誰かが近くの樹に立てかけてくれた。もし、寝かせたままだったら
誰かがつまずいていたかもしれない(私の体験です)。
などなど、たくさんのヒヤリハット!が出てきました。さすがレンジャーズ隊員さん、
鋭いアンテナを持っていますね☆ キラリハット!
限られた時間の中でしたが、写真の様なダミーを使ってCPR(心配蘇生)の練習もしました。
女性にはなかなかの重労働です。。。
大切なこととしては、講師の小山先生もおっしゃられていましたが、
危険・不安全な状態を作らないこと、それが、未然に事故を防ぐことに繋がります。
それは、毎回のミッションでリーダー一人で作り出すものではなく、
参加されているレンジャーズ隊員さんと一緒に作り上げていくことかと思います。
これから参加される方も、今まで参加してくださった方も、「上手くやらなきゃ><;」
と、緊張すると視界も狭くなり、気持ちにも余裕が無くなり、事故やけがをしやすくなるかもしれません。
周りには頼れるレンジャーズ隊員さんがたくさんいます(*^^*)リーダーもいます。
出来ることから1つずつ、楽しく安全なレンジャーズミッションをクリアしていきましょう♪
長くなりましたが、今回のリーダー役の市川がお送りしました。
私個人の感想としては、現場で学ぶことも大切ですが、経験が浅いと『安全に』と聞いても何を意識したら良いかも分かりませんでした。
今回のように机上でこうした教養の場があると、考え方を伝授されてから現場に行って実践できるので
より遣り甲斐をもって出来て、自信に繋がると実感しました。
最後になりますが、講師の小山さま、貴重なお時間を本当にありがとうございました。
これからも今回の講習の経体験を活かし、レンジャーズ活動を続けていきたいと思います。
(Repport:市川)