【ミッション完了】＜親子レンジャーズ＞横浜の里山で森のお手入れをしよう！ in カーリットの森　2015.02.22

2015年2月22日、横浜市保土ヶ谷区の「カーリットの森」にて、第1回親子レンジャーズを実施しました。

午前9時20分、相鉄線和田町駅に集合しました。

今回のフィールドは、相鉄線和田町駅からバスで約15分、バス停の目の前にあるゴルフ練習場から5分ほど歩いたところにあります。

子連れのお出かけでまず心配なのがトイレ。和田町駅構内（親子で入れる大きな個室もあります）と、ゴルフ練習場の中のトイレをお借りできます。

親子1組を含む総勢8名で「”カーリットの森”を守る市民の会」代表の「森の先生」こと中村さんと合流し、自己紹介をしました。朝方は雨もパラつき、厚い雲に覆われたスタートとなりましたが、森はしっとりした空気に包まれ、かすかに春の気配が感じられました。

まず、森の先生から今回のミッションについて、資料を使って説明していただきました。まだ葉の出ていない木々の中に見える青々としたシロダモ、シュロを切り倒し、その周りのササも根元から刈ります。日本の雑木林に生えていないはずのこれらの常緑樹と、下草を刈ることにより、森は本来の循環系を取り戻してふかふかの腐葉土ができるようになります。

説明の後は、森の中を歩いて案内していただきます。今回作業をする場所の先には、ホタルの棲む沢もあるそうです！大きなうろも見せていただきました。

 準備運動をし、用具の説明を受けます。

 草を刈るのも木を切るのも初めて、おっかなびっくり作業を始めます。ササの根元は、地面に出ている部分がないように、大人がきっちり刈り込みます。とがったままの根元が出ていると、踏み抜いてとても危険です。

作業を進めるうちに、ノコギリを持つ姿もサマになってきます。

サポートをしてくださった隊員さんには、枝の落とし方を教えてもらいました。

大きなハサミを使っての作業も、大人がしっかり見守ります。

作業のあとは、用具を片付けます。汚れを落とし、油を塗ります。片付けも大事なミッションです。

最後に、感想を発表します。初めてづくしの作業を終えて、いい笑顔でした。作業を通して何か感じることがあればいいなとつい期待してしまいますが、そこは果たして？　かーちゃんとーちゃんカッコイイな、と思ってもらえたら御の字です！

写真終了後、お昼を持参された方とお弁当タイム。体を動かしたあとのご飯はおいしい！そしてまた、バスに揺られて駅に戻ります。おうちに帰るまでがミッションです。
やさしくご指導くださった「”カーリットの森”を守る市民の会」の中村さん、参加してくださった隊員のみなさん、お疲れさまでした！

（レポート：五十嵐）