お知らせ
「里山保全ボランティア若手リーダー育成講座」のご報告
2015.12.14
2015年11月15日(日)・22日(日)、「里山保全ボランティア若手リーダー育成講座」が開催されました。
<1日目・11月15日(日)>
志賀壮史さん(NPO法人グリーンシティ福岡 理事、NPO法人日本環境保全ボランティアネットワーク 理事)を講師にお招きし、
☆「リーダーって何する人だろう?」
☆「リーダーになってオリエンテーションをやってみよう!」
☆「安全管理について考えよう~リスクマネジメントとリスクアセスメント~」
☆「いいリーダーになるには?~目標達成シートを作ってみよう!~」
の4つのテーマで講義と実習、グループワークを行いました。 参加者一同大いに笑い、楽しみ、真剣に論議した一日でした。
▼志賀さんの美しいグラフィック!
▼順番にリーダーになって朝のオリエンテーションをやってみます。 アレンジ自由、個性がとっても出ます!
▼それぞれのチームで”よかったところ””真似したいところ”を話し合います。 雨もあがり、外も自由に使いながら!
▼午後は、安全管理の勉強です。 一口に「リスク」といってもそれぞれ想定する「リスク」はまったく違うことに気づきます。
▼最後に、「いいリーダー」になるには何ができるか、何をすべきか、 目標達成シートを作成します。ぼんやり→ちょっとはっきり、してきたでしょうか?!
<2日目・11月22日(日)>
よこはま里山研究所(NORA)の山仕事メンバーの方々が講師となり、
☆朝のオリエンテーション実習
☆作業場所をイメージする
☆ツールトーク実習
☆危険要因チェック
☆危険予知ミーティング実習
☆シラカシの伐採実習
☆道具の片付け、管理実習 ☆振り返り
と盛りだくさんの実習を行いました。若手リーダーの卵の皆さんは、私も含め「初めての伐採♡」の方がほとんどでした。実際に高さ10メートルを超えるシラカシの伐採を行い、安全な作業のために必要なことを学びました。
2日間の『里山保全ボランティアの若手リーダー育成講座』はおかげさまで好評のうちに終了しました。 ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。 知識のブラッシュアップもさることながら、それぞれの職場やグループで活躍されている若手の皆さんとお話しする機会に恵まれ、とても充実した講座でした!(五十嵐)
▼横浜市旭区の川井緑地です。横浜市内なのに深い森!
▼「今日の作業」をボードにまとめています。目標をみんなで共有しましょう!
▼グループに分かれ、講師の方から道具の講習を受けます。初めて見るものもたくさんありました。
▼道具の一つ、「鳶口(とびくち)」です。鋭い先端を引っ掛け、重い丸太も1~2人で楽に運べます。でも初心者には難しい!
▼午後は、伐採を通して危険予知のトレーニングをしました。倒す方向を定めるのも、安全な伐採のために必要なこと。ワイヤー、滑車を使って木を緩く固定します。
▼いよいよ鋸で「受け口」を切ります。なかなか思った方向に切れません。
▼「追い口」を切ったら、ワイヤを引っ張り(チルホールを使います)計画通りの方向に倒します。迫力!