【ミッション完了】そーだ！粗朶（そだ）の補修に行こう　in 柏の宮公園　2013.3.23

３月２３日に杉並区柏の宮公園にてレンジャーズのミッションが行われました。

 

今回は公園内の日本庭園にある粗朶の補修作業を行いました。

粗朶ってなんぞ？　と思う方もいらっしゃるでしょう。

 

粗朶とは木の小枝を集め、束にしたもので、土留めや堆肥づくりに使われます。

また、人工的に作ったものではない為小さな虫たちが集まってきやすく、

その虫を餌とする生物も集まり、小さな生態系を作る事もできます。

 

 

 

公園到着後、現地スタッフの「柏の宮公園自然の会」の方から作業説明を受け、

作業開始。

 

 

公園内の整備の時に集めた木の枝です。

なるべくまっすぐなものを選びます。

 

 

 

 

その中からさらに太い枝を選び、粗朶を支える杭を作ります。

ノコギリで枝を斜めに切るのはちょっと大変・・・

なので丸太を台にして切ります。

 

 

 

 

続いて粗朶を作ります。

木の枝を４～５本選んで束ねます。

 

 

 

 

粗朶が完成したら斜面に設置します。

なるべく粗朶どうしが上手く重なるように設置するのがポイント！！

 

 

 

 

重なったところを針金でぎゅ～っと止めます。

少し力がいる作業です。

 

 

 

 

完成

自然の材料で作られているため、日本庭園の景観とも調和します。

 

 

 

 

作業終了後、春の田んぼを見学させていただきました。

 

そ～っとのぞいてみてごらん・・・

そこには今では貴重なメダカが泳いでいました！

 

 

 

 

なんか黒いものがたくさん泳いでいるな　と思ったら

全部オタマジャクシでした。

凄い数です。

 

 

 

 

田んぼの隅にはカエルの卵もありました。

全部孵化してしまっているようです。

 

 

 

 

 

今回の作業では、立川先生と一緒に生態系に配慮した公園の整備方法を学びつつ、

春の公園を満喫することが出来ました。

この通り桜も見頃でした！！

 

 

 

この柏の宮公園は貴重な動植物も生息していて、

多様な生態系を見ることが出来ます。

 

都会の身近な公園でも生態系を守ることが出来るとあらためて実感しました。

 

今回参加して下さった皆さん

そして柏の宮公園自然の会の皆さん

ありがとうございました。