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【ミッション完了】な~にやっとんだ! inな~に谷っ戸ん田 2013.9.28

date:2013.10.06 (日)

9月28日(土)横浜市青葉区の「な~に谷っ戸ん田」にて、稲刈り&ハザカケお手伝いのミッションを実施しました。

今年度より新規に加わったフィールド、横浜市北部の青葉区にある通称「な~に谷っ戸ん田」という田んぼなどです。こちらは、横浜市が実施する「栽培収穫体験ファーム」という制度を利用した、農家が開設・経営する体験型の市民農園で、唯一の田んぼ(他は畑)です。 これまでもレンジャーズで伺っている「恩田の谷戸ファンクラブ」さんと、ほぼ同じフィールドになります。こどもの国線の恩田駅から徒歩10分、フィールドのすぐ近くにセブン-イレブンがあるなど、色々な意味で便利なフィールドです。今回は、稲刈りとハザかけ(稲を干す作業)を実施しました。好天の秋日の中、日本人の主食である「米」の恵みを感じる一日でした。

 


フィールドに到着後、まずは自己紹介や体操をします。現地のな~に谷っ戸ん田の会の石田さんより、この田んぼの成り立ちや、本日の作業内容や注意事項について、お話を伺います。

 


今日の隊員の多くは、稲刈りは初めてという方でしたので、石田さんより作業について説明を受けます。今日は最終的にはハザにかけますので、大人の男性の両手で一つかみよりやや大きい位に、束を作っていきます。2〜3株の稲を刈り、それをヒモで縛っていきます。

 


この時ぎゅと縛らないと、後で乾燥した時に水分が抜けて緩くなってしまうので、キツく縛っていくのがポイントです。

 


稲はこんな感じに、たわわに稔ってます。美しいですね。

 


女性陣が稲刈りをしている間、男性陣はハザかけの台となる鉄パイプをを運びます。何せ男という字は、「田」の「力」と書きます。これぞまさに男子の本懐、頑張れ〜!

 


田んぼを半分位刈り取って午前中の作業は終了。昼食後、残れる方は3時まで延長してやる事にしました。

 


午後は稲を全て刈り取って、いよいよハザにかけていきます。

 


束ねた稲をひたすらかけていきます。一つの束を割る、というより捻って束を2分割しています。半々に割るのではなく、7:3ぐらいで分けて、それを交互にかけて行く事で、風が吹いても落ちにくくなります。「全ての作業に意味がある」と教えていただきましたが、ちょっとした工夫で後の行程が効率化します。永年の知恵ですね。こうした知恵を受け継いでいかねば! ハザかけを全部終わる前に、3時になりましたので、レンジャーズの皆さんはこれにて全て終了です。 お疲れさまでした!

 


そしてその後も、リーダー伊藤は居残り、最後までお手伝いする事にしました。16時過ぎ、ようやく最後の束が見えてきました。完了まであと少し。

 


全ての稲をかけ終わった頃、午後から出ていた薄雲の合間から、陽が射してきました。ハザかけが終わった稲が、斜光を受けて美しく輝きます。この風景、私は大好きです。きっとこの景色の美しさは、農耕民族である私たちのDNAに刷り込まれ、太古の記憶が呼び覚まされるのではないのかと思います。な~に谷っ戸ん田の会の皆さん、レンジャーズ隊員の皆さん、大変お疲れ様でした。

レポート:伊藤博隆

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