ミッション完了レポート
【ミッション完了】カムバック!河岸植生 パート2 in 八王子堀之内番場公園 2015.9.5
八王子堀之内番場公園にて、「カムバック!河岸植生 パート2」を実施しました!
日時:2015/9/5(土)9:30~12:30
場所:八王子堀之内番場公園
集合:京王相模原線 京王堀之内駅 改札前
天候:晴
今回のミッションは、前回の5月のミッションに引き続き、外来生物法で要注意外来生物に指定される「日本の侵略的外来種ワースト100」にも数えられる「オオブタクサ」(国立環境研究所の解説ページ)の除去をメインに活動しました。
京王相模原線「京王堀之内」駅に集合し、徒歩で10分程度の道程。
この「番馬公園」は多摩川支流の大栗川沿いにありまして、芝生広場に雑木が植栽されたごく普通の公園と思いきや、大きなエノキやイチリンソウの群生もある、かつて蛇行して流れていた大栗川の河岸的風景をわずかに残した公園です。
平成26年度より公園を管理する「スマートパークス柚木」では、あたり一面に群生するオオブタクサを取り除き、荒れた竹林と樹林を整理し直せば、見違えるような豊かな河岸植生が復活するにちがいない!と考えました。今回はその2回目です。
まずは現場へ到着したところで、準備体操をして自己紹介、今日の作業内容の確認や注意事項を説明します。
暑いんで、熱中症に気をつけましょう。
ちなみに、スマートパークス柚木の方が下見をした際、特に危険な生物は見当たらないとの事でした。
蜂が結構飛んでいますが、これはキンケハラナガツチバチ(金毛腹長土蜂)といって、あまり攻撃はして来ない蜂との事ですが、刺激すると刺される事もあるので、一応注意しましょう。
5/31に行われた第1回目の活動では大量のオオブタクサの抜き取りを行いましたが、第2回目の今日は、刈り残されたしぶといオオブタクサを追加除伐し、要注意外来生物のハリエンジュの若木や、細くてまっすぐ伸びていないようなモウソウチクを伐採する作業、また伐採枝の整理作業等を実施し、竹林や樹林空間の今後の整備に向けての基礎的空間づくりを行います。
早速、手分けしてオオブタクサを抜きに取りかかります。こちらは何度もミッションに参加して頂いているベテラン隊員さん。
躊躇せず薮へ入り、ガシガシとオオブタクサを抜いていきます。頼もしいです!
ちょっと大きめのを抜いてみて、人の大きさと比べてみると、背丈の倍くらいの大きさがありますね。
夏を超えると、やはり随分と成長してきます。
【前回5月の写真です】
ちなみに、前回はこんな感じで、まだ人の背丈より低かったので、作業もし易かったです。
伸びるのが早いですね。
続いてモウソウチクを切っていきます。竹も成長が早く、こま目に手をいれないと、すぐに鬱蒼としてしまいます。
ハリエンジュも切っていきます。
切った竹の枝を落とします。この作業をしないとかさばってしまい、うまく腐ってくれません。
レンジャーズでは安全上、鉈(なた)は使いませんので、代わりに竹を適当な長さにカットして棒状にして、これで振り払うと竹の枝がとれます。
一気にバシッとやるのがコツで、指導を受けつつ作業します。
そしてミッション完了。オオブタクサも沢山処理出来て、今回もバッチリ貢献できました。
やはり、外でみんなで体を動かすのは楽しいですね。
この爽快感が最高。
感想を伺ったところ、「オオブタクサがスポスポと抜けるのが楽しかった」という声が多かったですね。
機会がありましたら、またどこかのフィールドでお会いしましょう!
スマートパークス柚木の皆さん、参加隊員の皆さん、暑い中お疲れさまでした!
(リーダー&レポート:伊藤博隆)