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【ミッション完了】森とヒトを繋ぐボランティア in サンシティの森 2016.3.26

date:2016.03.30 (水)

日時:2016/3/26(土)12:30~16:00

場所:サンシティの森(東京都板橋区)

天候:晴れ

 

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志村三丁目駅の改札前に集合し出席を取った後、活動場所へ向かいます。

天候は晴れ。少し寒さもありましたが、体を動かして活動をするには丁度良い天気でしょう。

 

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今回の活動場所はサンシティの森。
現地団体のサンシティグリーンボランティアの会の皆さんと
敷地面積12.4haの約6000人が暮らすマンション群の緑地を整備します。

定期的に人の手を入れる整備作業は大切です。
日本は植物が生育するのに整った自然環境であるため、
放っておくと雑草や笹が繁殖し荒地化してしまいます。

そこで雑草が生える前に人間の手により生きる力の強い野草を植えて花壇や中庭を整備します。

 

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活動前にサンシティの森について説明を受けています。
隊員の皆さんは地図を囲むようにしてリーダーの話を真剣に聞いています。
準備運動をして、自己紹介が終わったらいよいよミッションに取り掛かります!

 

最初のミッションはマンション前の花壇にツワブキを植える作業です。
現地団体の方からレクチャーを受け、予め配置されたところにツワブキの苗を植えていきます。
ツワブキは陰性植物といって日陰でも元気に生長していける植物で、
マンションの陰になりがちなここの花壇でもきっとすくすく育っていくことでしょう。

 

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作業前にツワブキの植え方や植える時の注意点についてレクチャーを受けています。

 

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植えるときの注意点はツワブキの根元を深くまで植えすぎないこと。
苗がポットの植わっている状態と同じ位置まで土を被せていきます。
ここで土を多く被せすぎると根が呼吸しづらくなり、根腐れを起こしてしまいます。
これからすくすく育っていくための大切な作業です。

 

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植え終えたら水揚げをして第1ミッション完了です。

 

さて、次のミッションは中庭の花壇に斑入りのハランを植えていく作業です。
この花壇には既にハランが植えてあるのですが、ここは子供たちが遊ぶ広場の近くにあるために
子供たちが花壇によく出入りし困っているということでした。
そこで、“ハランをさらに植えて隙間をなくし、数を増やしてボリュームを出すことで
出入りを防ごう”というのが第2のミッションです。

 

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先程のツワブキの花壇よりも土が踏み固められているので土を掘るのも一苦労です。

 

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穴を掘ったらハランの苗を植えていきます。
ここでも根腐れを起こさないようにするため、根元に土をかけすぎないように注意して
ハランを植えていきます。

 

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植え終えたら最後に水を与えます。
元気に育つよう祈りを込めながら一つ一つ丁寧に水揚げをしました。
これでハランの植え付け作業は終わりです。

植え付け終了後は、土の流出を避けるために、花壇に杭を入れて仕切りを作る作業を行いました。

 

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大きなシャベルで土を掘り、溝を作っていきます。

 

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次に溝の寸法を図り、必要な杭の本数を計算します。

 

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必要な本数の杭を倉庫から搬出して溝に杭を並べていきます。

 

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土を溝に戻して杭を埋めて、大きなハンマーで打ち込んでいきます。

 

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最後に杭の周りの土を固めて、花壇の完成です!
皆さんの力が合わさって整備されたきれいな花壇ができ上がりました。

 

さあ、第3のミッションは、敷地内にある傾斜の緑地に植樹をする作業です。
一通り作業の流れを聞き、作業内容を確認します。
各自、自分の役割を把握して作業に移ります。

 

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まずは植えこむ木の苗の大きさに合わせて穴を掘っていきます。
現地団体の皆さんは、さすが、作業が早いです。

 

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穴を掘ったら水をたっぷり注いだ後、苗を植え込みます。
植え込みのポイントとして、ここは傾斜地であったため根元の傾斜の下側に
土を盛ってダムを作ります。
ダムを作ることで水を与えた際に、傾斜下部に流れていかずダムに水が溜まり、
樹が水を確保できるという仕組みです。
今回はニシキギとツツジの2種類の樹を植えました。

 

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さて、ついに本日最後のミッションです。
本日最後となる大切なミッションは“道具の片付け”です。

 

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これまで大活躍した道具に感謝の意を込めつつ、きれいにしていきます。
たわしを使って土を洗い流していきます。
たくさんの種類と数の道具たちがミルミルきれいになっていきます。
洗浄後は倉庫に道具をしまって全てのミッションが完了です!

 

現地団体の皆さんや今回集まった隊員の皆さん同士がそれぞれ会話をしながら
和気あいあいと楽しみながら活動できたことが非常に良かったと思います。
“ただやる”のではなく、活動の意義を知った上で“自分の意思を持ってやる”という皆さんの姿勢と、
互いに自分がやれることを見つけ自ら進んで活動する積極的な取り組みの姿に心が熱くなりました。
こんな活動をこれからも皆さんと是非続けていきたいと改めて考えた活動でした。

 

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現地団体のサンシティグリーンボランティアの会の皆さん、丁寧なご指導をありがとうございました。
隊員の皆さん、本日もお疲れ様でした!

 

(レポート:インターンの玉川大学3年山田さん)

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