ミッション完了レポート
【ミッション完了】オーストラリアからの渡り鳥の子育て支援! in 森ヶ崎水再生センター 2016.3.27
date:2016.04.22 (金)
3月27日に大田区昭和島の森ヶ崎水再生センターにて、コアジサシの営巣地保全活動を行いました。
コアジサシ(リトルターン)は、夏場繁殖のために日本にやってくるアジサシの仲間です。
春ごろに南半球から渡ってきて営巣をした後、9月ごろにまた南半球に帰っていきます。
巣を作るのは干潟の砂利や砂浜で、草の生えた場所では営巣をおこないません。
しかし、近年干潟は埋め立てなどによって急速に減っています。
このことなどにより、コアジサシは数を減らし、絶滅危惧種に指定されてしまいました。
今回、そんなコアジサシの営巣が確認されている森ヶ崎水再生センター屋上で、コアジサシの営巣しやすい環境を整える作業を行いました。
朝9時に昭和島駅の改札を出てすぐの森ヶ崎水再生センターに集合。 普段は立ち入る事の出来ないレアな現場です。
準備運動をした後、現地団体のリトルターン・プロジェクトさんの説明を受け、主に草むしりのお手伝いをしました。
もともとコアジサシが営巣している干潟では、潮の満ち引きなどの影響で草が生えにくいのですが、森ヶ崎水再生センターの屋上は放っておくと草が生えコアジサシが営巣しづらくなってしまいます。
そのため、人の手で草をむしる必要があるのです。
2時間ほどの作業でしたが、しゃがんだ状態での作業が多く予想外に疲れました。
隊員の皆さん、お世話になったリトルターン・プロジェクトの皆さん、お疲れさまでした!