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【ミッション完了】 春の小川の岸辺を夢見て-2 in はるのおがわプレーパーク 2017.1.22

date:2017.02.10 (金)

東京都渋谷区にて、「春の小川の岸辺を夢見て-2 in はるのおがわプレーパーク」を実施しました!

日時:2017/1/22(日)9:30~12:30
場所:渋谷はるのおがわプレーパーク(東京都渋谷区代々木5-68-1)
天候:晴

 

今回は、昨年11月に行ったミッションの続きの作業です。
前回、球根を植えたところの斜面や公園周囲の選択除草をしました。

この公園のすぐ近くに、河骨(こうほね)川という渋谷川水系の小さな川が流れていましたが、前回の1964年のオリンピックを前に、蓋をされ暗渠(あんきょ)になってしまいました。
実はこの川がモデルになったと言われるのが、文部省唱歌「春の小川」です。現在は都市化され信じられませんが、100年以上前の代々木は長閑な風景が広がっており、公園の名前も歌にちなんで名付けられています。
この公園、通称「はるプレ」は、「プレーリーダー」と呼ばれるお兄さん・お姉さんが常駐し、子供のたちの安全に配慮しつつ、かなり自由に子供たちが遊べる公園で、そうした意味でも注目されている公園です。

今回のミッションは、唱歌「春の小川」の作られた100年前の風景に近づけてみよう!
ということで、できるだけ渋谷近辺の在来の植生を再現するミッションです。
現地のはるのおがわプレーパークのKさんと、今回、植栽の指導などをして頂くGreenFieldのコスギさんです。

 


今回は、東京メトロ千代田線「代々木公園(C02)」駅に9:30に集合し、現地までは歩いて5分程度です。
まずは皆さん揃ったところで、準備体操をして自己紹介です。

 


今日の作業の確認をします。
GreenFieldのコスギさんより、公園に植わっている植物の解説をしていただき、作業内容を説明してもらいます。
今日は、前回植えた花壇の追肥、斜面や公園周辺部に植わっている繁殖力の強すぎる植物を除伐し、バランス良く様々な植物が育つ環境を整えます。

 


公園のケヤキなどの落ち葉をためていたものが、一部堆肥になりかけています。
これを、花壇に運んで追肥します。

 


前回、球根を植えた場所に、堆肥を追加します。
先ほどのはるプレ産堆肥と、市販のものを混ぜて使用します。

 


何を取り除いていくのか、参加者の皆さんは分かりません。
ですので、このように刈り込む草の名前を記入して、分かるようにしておきます。

 


シュロが凄い勢いで増殖しており、他の植物が、入る余地がありません!
なので、シュロを集中的に間伐?して、スペースを作ります。

 


シュロは、本当に沢山生えていました。
大きくなってしっているものは、ノコギリで切ったりと一苦労です。
シュロ皮の繊維は、腐りにくく伸縮性があるため、縄、敷物、タワシ、ホウキなどにも使われたりしています。

 


なんと、長谷部渋谷区長さんが、通りがかりに、はるプレに寄っていただきました。
活動を簡単にご説明させて頂き、参加者の隊員の皆さんと一緒に写真を撮りました。
長谷部区長も、小さい頃にこの辺で遊んだそうです。

ありがとうございました。

 


そんな訳で、今回もミッションコンプリート!
参加隊員の皆さん、はるプレのkさんやスタッフの皆さん、指導していただいたコスギさん、皆さんお疲れ様でした!
これから長い時間をかけて、理想の形に近づければと思います。


ミッションリーダー&レポート:伊藤博隆

※この活動は、「シブヤ環境プロジェクト2016」の一環として、平成28年度みどり東京・温暖化防止プロジェクトの助成を受け、実施しました。

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