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【ミッション完了】 春の小川の岸辺を夢見て-6 in はるのおがわプレーパーク② 2019.3.9

date:2019.03.11 (月)

東京都渋谷区にて、「春の小川の岸辺を夢見て-6 in はるのおがわプレーパーク」を実施しました!

 

日時:2019/3/9(土)9:30〜12:30
場所:渋谷はるのおがわプレーパーク(東京都渋谷区代々木5-68-1)
天候:晴

 

昨年11月に続いて、はるのおがわプレーパーク、通称「はるプレ」です。
「プレーリーダー」と呼ばれるお兄さん・お姉さんが常駐し、子供のたちの安全に配慮しつつ、かなり自由に子供たちが遊べるようになっており、注目されている公園です。
このフィールドで目指すものは、子供達が思い切り遊ぶのでその踏圧に強く、かつ都市公園としての花壇などのニーズを満たしつつ、なるべく東京の在来種を植え、都市の植生を少しでも豊かにすることです。なかなかハードルも高いので、目標を持ちつつも、可能な範囲でやっています。

 


今回もフィールドに行く前にちょっと寄り道して、代々木公園の駅から、唱歌「春の小川」のモデルとされる渋谷川の支流「河骨川」を辿るルートで行きました。歌の作られた100年前は、このあたりも牧歌的な場所だったはずですが、川は蓋をされ暗渠(あんきょ)となり、すっかり様子が変わってしまっています。春の小川の歌碑のところまで歩いて、公園の名前の由来を確認しました。その後いつも通り、準備体操、自己紹介と作業内容の説明です。今回のメンバーは隊員の皆さん、現地のはるのおがわプレーパークのIさんとKさん、植栽の指導などをして頂くGreenFieldのコスギさんです。

 


本日のミッションは、タマリュウというグランドカバーとして便利なユリ科の多年草を植えることです。
タマリュウを植えることで、土が露出している箇所の保水力を高めた上で、間に別の種類の植物を今後植えていく予定です。

 


まず硬くなった土を耕して、その後に腐葉土をすき込みます。
皆さん鍬やスコップなどあまり使う機会はないですから、中々コツが掴めません。

 


もう一つのグループは、タマリュウをポットから出して、二つに分ける作業をします。
ポットのままだとちょっと大き過ぎて、面で植えていくのに向きません。

 


タマリュウは、冬になるとこのような青い実をつけます。 綺麗な色ですね。

 


硬い土を耕していたら、セミと甲虫類の幼虫を掘り起こしてしまいました。
起こしてしまって、ごめんよ。

 


耕し、腐葉土投入が終わったら、タマリュウを仮置きして全体のバランスを見ます。

 


その後、根の深さまで穴を掘り、植えました。

 


休憩後は、2班に分かれ別な場所にタマリュウを植えていきます。
先ほどの作業で皆さん要領は掴んでいますので、それぞれ作業を進めていただきました。

 


道路に近いスペースもバッチリです。
短時間の作業ではありますが、皆さん植栽作業のコツをつかみ、リーダーがイチイチ指導しなくとも、作業を進めていただいて素晴らしかったです。

 

 

作業終了後は、スコップなどを洗い、道具の片付けも行いました。
レンジャーズは単なる体験でもお客さんでもありませんので、道具の手入れや後始末をすることも、大事な経験と考えています。 そして皆さんの頑張りで、予定していたミッションは完了です!
整理体操を行った後で、皆さんで本日の感想をシェア。
「普段、何気なく見ている花壇も、人の手で結構手間をかけて維持されることを実感しました」などの意見をいただきました。

 

 

今回も半数以上が初めてのご参加で、都会の中でも意外と自然がある事を実感していただけたと思います。
隊員の皆さん、はるのおがわプレーパークの皆さん、植栽の指導をして頂いたGreenFieldのコスギさん、皆さんありがとうございました!

ミッションリーダー&レポート:伊藤博隆

 

※この活動は、「シブヤ環境プロジェクト2018」の一環として、平成30年度みどり東京・温暖化防止プロジェクトの助成を受け、実施しました。

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