2013年7月6日(土)、梅雨が明けて非常に暑かったですが
こんな時どうする?救急Qレンジャーズファーストエイド講習が開催されました!!
自然を相手にしているからこそ学んで置きたい救急の話。
怪我をした時どうする?から、怪我をしないようなリスク管理を学びました。
講師の方は、メディック・ファーストエイドのインストラクターの小山丈二先生。
小山先生のご指導のもと、実践を交えながら、 貴重な経験が出来ました。
1.リスクの発見トレーニングの実践
ペアを作り、一人が目隠して、もう一人が声を誘導して、歩いていきます!
目隠しした人の感想・・・
「障害物がなくても、日向から日陰に入ると、びっくりするし怖かった」
誘導者の感想・・・
「目隠ししている人を安心させてあげられるよう心がけました」
実際に体験してみないと分からない感覚ですよね。
2.そもそも事故を起こさないためには・・・
ハインリッヒの法則をご存知ですか?
これは「300回ヒヤリとしたり、ハッとする事故が起きれば、
そのうち30回は軽微な事故が発生し、そのうち1回は重大な事故につながってしまう」という法則です。
そこで!
ヒヤリハットした、現場、時間帯、原因、男性と女性の場面の違いなどの事例をデータ化することで
事故が起こりやすい状況を割り出せば、事前に注意することができ、事故が起こる芽を未然に摘んでおくことができるのです!
みなさんも自分の安全のために、身の回りでヒヤリハットした経験を記録してみてもいいかもしれませんね。
3.救急法の考え方と必要性
誰かが倒れたりケガをしているのを見つけた時に、その人を助けるために動くことができますか?
おそらく、殆どの方がそういった体験をしたことないため、ためらってしまう方もいるのではないでしょうか。
ですが、一般市民の役割は、救急隊が到着するまでに要する短い時間のつなぎ役に過ぎません。
誰にでもできる、もしくは自分ができる簡単な手当てをすればよいのです。
例えば、
・出血している方がいれば、きれいな布で押さえる
・お腹が痛い、ケガをして痛いと言っている方がいれば、なぐさめて横にいる事で、安心させてあげる
これだけでも、十分に効果があるんですよ!
4.CPR、AED体験
最近は、駅、学校、デパートなど、いたるところに設置されているAED。
いつ誰が急病で倒れるかはわかりません。
いざという時の為に、救命の一連の流れを実践してみました!!
みなさん真剣に先生の話を聞いています。
救命の経験が初めての方も、以前講習を受けられたことがある方も、Let’s Try!!
みなさん、手際良くこなしていました!!
小山先生曰く、「心肺停止をしている方がいたならば是非行動して欲しい、倒れている人にとっては死ぬよりましです。」
この言葉を胸に、講習を受けたことにいざという時は、自信を持って行動してみてくださいね!!
5.具体的なファーストエイド
身の回りで起きやすい症状や事故の応急手当について学びました!
実際に、止血の方法を実践してみました。
ペアになって、止血を試みます。
ケガ人の方を、安心させるような対応をしてあげて下さいね。
小山先生、参加者のみなさん、ありがとうございました。
これでいざという時も、安心ですね。
お疲れさまでした~♪