ミッション完了レポート
【ミッション完了】 《助っターズ》 谷戸の自然に触れながら竹林の間伐・下草刈り in 谷矢部池公園 2023.05.14
今回は、神奈川県横浜市戸塚区「谷矢部池公園」に出動です!
横浜市が実施している「森づくりボランティア体験会」とのコラボプログラムとして、
モウソウチクの間伐や下草刈り、真竹の伐採を行いました。
まずは軽く自己紹介、準備体操して、さっそく作業開始です!
最初に、アズマネザサの刈り取りを行いました。
◇前半戦:アズマネザサ刈り作業開始
◇前半戦:アズマネザサ刈り作業中
刈った草は運びます。
◇前半戦:アズマネザサ刈り作業後
みなさんで一気に作業した結果、15分足らずで刈り取りが終わりました。
◇現地に生息する2種類の笹
クマザサ(1枚目)
冬になると葉の縁が白く枯れ、隈(クマ)どられることが名前の由来になっています。
手前に写っているのは、越冬していない、隈どりの無い若葉です。
アズマネザサ(2枚目)
クマザサよりも葉が細いです。
後半戦は、ムクロジを残して、ヤツデ、アオキの刈り取りと、真竹切りです。
◇後半戦:ヤツデ刈り
◇後半戦:アオキ刈り
◇後半戦:真竹切り
刈った草は山の等高線に合わせて積んでいきます。
◇後半戦:作業終了後
明るくなり、風通しも良くなりました。
◇ムクロジ
黒い種は、正月遊びの羽根つきの玉として使われます。
谷矢部池公園では複数見られますが、他では珍しい為、残しておきました。
高さ15~20m程にまで成長する高木です。
◇ヤツデ(1枚目)とアオキ(2枚目)
大きく成長すると光を遮り、地面から他の種類の芽が出るのを妨げてしまう為、刈り取りました。
強い種類なので、また生えてくるようです。
最後に、使用したハサミや鎌をオリーブオイルで手入れをして片付け、
1人ずつ感想を発表して終了です。
参加者の皆様から、下記のような感想をいただきました。
「前回も参加したが、すぐに草が茂って生き物の強さを感じた」
「ボランティアの皆様の力で綺麗に保たれていると実感した」
「普段植物に触れる機会が少なく、小学校の勉強を学び直せた感覚」
「茎が細くてもかたかったり、太くてもやわらかかったり、植物の種類によりかたさが
異なることを実感した」
「作業した箇所は、視界がひらけてスッキリとし、やりがいを感じた」
「気持ちよく活動できた、良い汗をかいた」
「楽しかった、また参加したい」
不安定な天気で、大雨に降られたりもしましたが、大きな木の下で雨をしのいだり、
カッパを着て作業に夢中になったりして、皆様に奮闘いただきました。
季節や場所が変われば、作業内容も変わります。
またのご参加を、是非お待ちしております(^^)
レンジャーズ隊員の皆様、現地団体の皆様、ありがとうございました!!
協働実施団体の「NPO法人よこはま里山研究所NORA」の報告ページもあわせてご覧ください。
○【横浜市受託事業】森づくりボランティア体験会
◆現地団体
谷矢部池公園愛護会(現地団体)
https://yabekoenaigo.wixsite.com/koenaigo
わかぎの会(現地団体)
https://yabekoenaigo.wixsite.com/koenaigo/untitled-c1m4c
よこはま里山研究所NORA(事業受託)
https://nora-yokohama.org/join/?cat=152
横浜市環境創造局みどりアップ推進課(主催)
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/midori-koen/midori_up/1mori/volunteer/mori-youkou.html
(レポート:あいあい)