【ミッション完了】　ひとと魚にやさしい川づくり in 芥川緑地　2023.06.17

日差しがまぶしくて暑いぐらいの芥川緑地にて、

芥川俱楽部の方と合同で河川の維持保全作業（魚道の手入れ）を行いました。

芥川は鮎をはじめとした水生生物が多数生息しており、産卵の時期には上流へ遡って繁殖を行います。

川の中には農業用の用水壁など人工的な構造物があり、鮎などの魚類は高い段差のままでは上流に遡上できません。

そのため川の遡上の手助けとして階段状に魚道を設置することで高低差を緩やかにし、多様な生物が上流へ遡上できるように工夫されています。

しかし大雨などによる増水で土砂が魚道に流入・堆積してしまい、鮎などが通れなくなってしまいます。

そのため魚が移動できるように定期的に魚道に堆積した土砂を取り除く作業が必要です。

堆積した土砂の除去作業はスコップやツルハシ、時には素手で大きな石を移動させることが必要です。

今回は水面を越えて山になっているほどの土砂の堆積が進んでいましたが、皆さんパワフルにスコップを使いドンドン作業が進みました。

作業前は堆積した土砂で流れがせき止められていましたが、土砂撤去後には魚道全体に水の流れを復旧させることが出来ました。

作業完了後には芥川倶楽部より芥川に生息する生物についてのミニ講座や自然石を用いた魚道整備事例の紹介をしていただきました。

水の流れが戻った魚道で集合写真

参加いただいた隊員の皆さん、

現地のNPO法人芥川倶楽部の皆さん、ありがとうございました。

◆NPO法人芥川俱楽部さん
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（レポート：リーダーIさん）