【ミッション完了】　河川敷の草はらと水辺を復元 in 荒川砂村　2023.07.02

今日は江東区の荒川砂村ポケットエコスペースに出動です！
都心から近い、江東区の荒川河川敷にあるビオトープ。

 

　

　 　
こちらで集合！この看板が目印。天気は快晴、青空の下、川から吹く風が心地よく、気合十分！
午前中の短時間、熱中症に気を付けながら、活動しました！

　
簡単な自己紹介と、「ネイチャーリーダー江東さん」の活動内容を教えていただき、さっそく活動エリアへ。

 

ここはかつて氾濫を繰り返していた土地でしたが、いまは希少な植物も生息するビオトープ。外来種を取り除き、元々土地にいた生き物（植物、昆虫、鳥など）が戻ってくれることを目指し、草はらと水辺の復元を行っているそうです。

 

【１】
最初の活動は、外来種のアメリカザリガニの調査と駆除。前日に仕掛けておいたトラップを回収すると入っています！　雄雌の見分け方を教えてもらい分け、計測し、個体数を数えました。

 

　

【２】
次の活動は、道沿いの「セイタカアワダチソウ」の引き抜きです。
「セイタカアワダチソウ」は、葉が互生で、ややらせん状についていて、葉の端は少しギザギザあり、葉が軽く波打っているよ、と見分け方を教えてもらいました。引き抜いたらひとところに積み上げます。根も残さずに！

　 　

 

間違えないように・・・
〇残す植物：シロネ（シソ科、茎が四角い、節に茶色がある、葉は対生）

　

 

〇残す植物：ヨモギ

 

Before：

　
　
After：

道沿いがすっきり！
　

 

【休憩】

 

ベンチに戻って一休み、水分補給です。

 

 

【３】
最後の活動は、「葛（クズ）」の地上部引き抜き、伐根ができたら尚良し！

 

　

できるだけ垂直に引き上げていき…、土の中の太い根までたどり着けたらしめたもの！伐根ができたらベストです。が、地上で絡み合っていて、土の中までたどり着くのはなかなか至難の業。少しずつコツをつかんでいきます。

 

今日お借りした道具。

 

小さな生き物もひょっこり現れます。

 

Before：
　　 　

 

After：

ほうっておいたらあっという間に葛畑になるところ、明るくしてあげることで、いろんな生き物がやってきたり成長したり、豊かな環境になるそうです。
　

 

移動しながら、水辺の生き物や生態を教えていただきました！

 

　

 

午前中の短時間に３つの作業であっという間でしたが、成果も目に見えて、充実の活動に笑顔があふれました。
感想を言い合い、活動終了！

 

 

参加いただいた隊員のみなさん、「ネイチャーリーダー江東」のみなさん、
ありがとうございました。お疲れさまでした！

 

ぜひ次回の活動へのご参加もお待ちしております！

 

◆NPO法人 ネイチャーリーダー江東さん
ホームページ：https://nlkoto.org

 

（レポート：リーダーY.T）