横浜南部の円海山（153.3mの山）周辺は横浜最大の緑地であり、
その一角を占める「瀬上市民の森」一帯は、横浜の原風景の里山景観「谷戸」の中にあります。

この森にはシンボルである「瀬上池」を中心に、
樹林地、竹林、小川、湿地、谷戸田などの多様な環境があり、
横浜に昔から棲んでいる沢山の生き物が、今もこの地で暮らしています。

この森は、地権者、行政、市民団体「瀬上さとやまもりの会」の３者が、
共通の目標である保全管理計画や瀬上市民の森憲章に基づいて保全管理を行っています。

この市民の森は、横浜でも有数のゲンジボタルの生息地ですが、
この秋の台風による暴風雨で斜面の崩落や倒木が多数発生しました。
被害は徐々に復旧しつつありますが、小川の氾濫や長期にわたった水の濁りによるホタルへの影響が懸念されています。

このため、例年行っているホタルの生息環境を整える作業、
川面に陽を当てるための小川沿いの低木や草の刈込みを、今年は特に入念に実施することになりました。

来年もホタルが舞う小川の保全を目指して、多くの方のご参加をお待ちしています！

• 体温調節可能な服装でご参加下さい。
• 前日のウェザーニュースで、降水確率60％以上の場合は「中止」となります。参加者には前日までにメールでお知らせします。
• 貴重品管理は各自でお願いします。

※参加にはレンジャーズ隊員登録が必要です（登録料無料）
→参加方法