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【ミッション完了】 オーストラリアからの渡り鳥コアジサシの子育て支援! in 森ヶ崎水再生センター 2024.03.24

date:2024.03.26 (火)

今回は大田区の森ヶ崎水再生センターに出動しました!
現場は、浜松町から羽田空港を結ぶモノレールの昭和島駅を降りてすぐ目の前にある「森ヶ崎水再生センター」の屋上です。

普段は立ち入る事の出来ないレアな現場です。

ミッションは、このビルの屋上で、巣を作り、懸命に子育てをしている、
カモメの仲間の渡り鳥、絶滅危惧種の「コアジサシ」の営巣地を保全する活動です。

今日のレンジャーズは14名。

初参加の方から、何度かレンジャーズに参加している方まで、今日の現場はほぼ皆初めて。
みなさんワクワクドキドキ気合十分です!
集合してビブスを着たら、まずはレンジャーズで簡単な自己紹介と準備体操をしました。

 

 

今日は、
「NPO法人リトルターンプロジェクト」の皆さんと、一般参加のボランティアさん、フィールドアシスタントネットワークさん
と一緒に活動です。

全員で集まり、さっそく現場へ移動します。

 

 

 

屋上に到着。

 

 

 

現場を前に今日の活動の説明を聞き、グループに分かれ、担当作業場へ。

 

 

 

レンジャーズはまとまって、こちらとこちらの2面を担当しました。

 

 

 

今日のミッションは、枯れ草や雑草などの草取りです。

4月上旬にやってくるコアジサシがここで営巣できるように、
本来の繁殖環境である河川敷や中洲の砂礫地、海岸の砂浜のような見通しの良い場所にしていきます。

 

 

 

2001年に屋上に営巣を発見した時は、コンクリートにそのまま卵を産んでいて転がってしまったり、
大雨に水浸しになってしまったり、猫やカラスの襲撃を受けたりと過酷な環境にあったため、
営巣地の調査や整備を重ね、巣立ちを見守っているそうです。

今日の活動は、4月ごろからの営巣、5月上旬から、7月~8月の子育て期間に向けての下準備です。

屋上は砂利が敷き詰められ、貝殻や白砂利も撒かれています。

 

 

昨年の営巣跡。

 

 

ヒナが隠れられるようにシェルターがあちこちに設置してあります。
ヒナを狙って、カラス、チョウゲンボウ、ハクビシンなどがやってくるそうです。

 

 

 

ぱっと見、草がないようですが、近ずくとあるある、こんな枯れ草や、密集して生えている草をとっていきます。

 

 

 

今日は軍手必須。「セアカゴケグモ」がいるからと、見つけて、見せてくれました。

 

 

端から端まで1面とり進めます。草密集地帯は協力しながら。

 

 

 

作業をすることおおよそ2時間……。ごみ袋いっぱいの成果です。コアジサシが営巣しやすい環境に!

 

 

 

最後に集合して、今後の活動を聞きました。次回はデコイ設置の活動!こんなデコイを設置するそうです。

 

 

 

「リトルターンプロジェクト」さん、いろいろなことを教えてくださり、ありがとうございました!

 

 

 

最後にレンジャーズで感想を共有しました。みんな笑顔です!

 

 

 

この後、希望者は午後の活動にも参加してくれました!ありがとうございました!
参加いただいたみなさん、「リトルターンプロジェクト」の皆さん、フィールドアシスタントネットワークさん、ありがとうございました。

お疲れさまでした! 

 

 

 

ぜひ次回の活動へのご参加もお待ちしております!

 

 

◆現地団体
「NPO法人 リトルターンプロジェクト」さん
ホームページ:https://www.littletern.net/

「フィールドアシスタントネットワーク」さん
ホームページ:http://www.fa-net.org/

 

 

(レポート:Y.T)

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